ビジネスミーティングで訪れたファタル社。
出していただいたコーヒーがあまりにも美味しくて、
淹れ方を伺うと、秘書の方が実演して教えてくださいました!
ここのみなさんが普段飲んでいる、ドリップでも
エスプレッソ式でもないこの手法はターキッシュコーヒー、
つまり「トルコ式」です。味の深みと香ばしさが際立つ、
このエリアで最もポピュラーな淹れ方だそう。
このお鍋、これはこのコーヒー作りのためのもの。
まずはお湯を沸かします。
沸騰したら細かく挽かれたコーヒー豆を投入。
そして程よく混ぜ…
一旦沈んだ豆がグツグツと沸き上がって、
上の方にフォーム(泡)が出てきます。
このフォームをスプーンですくって、
カップに入れておくのが基本だそう。
フォームをスプーン一杯ずつ各カップへ入れ終わったら
火から下ろし、ソーサーで蓋をしてしばらく蒸らします。
沸き上がっていた豆が鍋の底に沈むころ、
出来上がり!
お土産にコーヒー豆をいただいたのですが、
なんと、写真に写っているこのお鍋も持って帰りなさいと、
洗って包んでくださいました☆
レバノンというと中東のイメージが強く、
お酒はNG?と思われがちですが、違うんです。
大人が楽しめるバーが充実した街なのです。
今ITなルーフトップ系のクラブも素敵ですが、
絶対に日本にはない「ハコ」に連れて行ってもらいました。
それがTerminal B!
ゲートを入るとまずテラス席。
煉瓦造りの建物に入ってびっくりです!
だって… 天井が無い!!!
聞くところによると…
屋根は内戦時に爆破されてしまったとか!?
ちなみに、雨が降るとこのお店はお休みするそうです。
中はこんな感じのクラシックなカウンター。
音楽はゆるめのテクノがかけられていて、
大人がゆったり飲んでいます。
自家製サングリアにはイチゴ、マンゴー、
そしてザクロの実が入っていてとてもフルーティー!
他にもカクテル数種類に挑戦し、最後にはコーヒーのテキーラを
ショットでいただきました。
ハズレなしですよ、このバーは。
ホテルに戻ろうとする深夜 の帰り道。
ベイルートに住みたいなぁって思ってしまうほど、
通いたいバー、それがTerminal Bでした。
ビブロスのスークから戻った夜、
ドライバーが素敵なビストロを紹介してくれました。
レバノン料理とアルマニア料理がメインのお店です。
「そこでは生のラム肉が食べれるよ。」と!?
ラム好きの私たちは今すぐ行こう!となるわけです。
ローカルの人で満席のビストロ。
来ました、生ラム!!!
↑真ん中のお皿の上、生です。ラムです。
獣臭などこれっぽっちもありません。
赤身のお肉のテクスチャーに、スパイスとドライトマトの
風味が印象的、まるで生のハンバーグを食べているかのよう!
お肉好きにはたまらない… 黙々と食しました。
レバノン料理の定番といわれるパセリとトマトのサラダも
オリーブオイルとビネガーのシンプルな味付けで、
さっぱりとして美味しかったです。
東京でこんなレバノン料理が食べれたらいいのに…
心からそう思うのでした。
ベイルートから1時間ほどドライブして、
ビブロスのスークへやって来ました!
入口ではワクワク感が高まります。
いろんな小さなお店が軒を連ねています。
ドライハーブやお茶、スパイスのお店、
鋳物屋さん、本屋さん…
レストランもありますよ…
こんなバーも昼間から営業しています!
もちろん素通りは致しません!
きりっと冷えたレバニーズワインの白を
通りを眺めながらいただきました。
さて、ランチ出来そうなレストランを探していると…
白っぽい内装の小さなお店を発見。その名はMeat the fish!
ピクニックテーブルとカウンターのイートインスペース、
そこで日替わりのメニューがサーブされ、
新鮮なお肉、お魚を中心とした食材を
小さな市場のように販売している… 斬新なレストランです。
オーダーしたのはローストビーフサンドと、
アヒツナのカルパッチョ!
お店の名前が示す通り、お肉もお魚も美味しい!
デザートには気になったザクロのフレッシュジュースを。
ベイルートでマズイものには出会いません!
Gemmayzeh(ジャメイゼ)を後に、ビーチ寄りの
エリアをお散歩。
ヨーロッパのような街並み。
セレクトショップのウィンドウに可愛いTシャツ発見!
アラビア語の部分、ベイルートって書いてあります。
I woke up in Beirut.
=起きたらベイルートだった。そんなTシャツです。(笑)
もちろん購入しましたよ。
「中東のゴディバ」と称されるチョコをご存知でしょうか?
ドバイ土産の定番である高級チョコ 「Patchi」です!
(出典:Patchi )
実は、この「Patchi」は、レバノンが誇る老舗チョコレートメーカーです。(1974年創業)
ということで、ベイルートのPatchi 本店に行ってきましたー!!
中に入ると、ここはコンテンポラリーアートの展覧会かというくらいお洒落な世界!
一階はこんな感じ。チョコが壁に埋め込まれてます!
二階はテーマごとのギフトチョコレートコーナー。
結婚式や出産祝いなど色々なテーマでディスプレイされてます。
更に上の階へと登るとチョコレートは姿を消し、豪華絢爛で美しい銀食器たちが並びます。オーナーの趣味!?
店員さんに聞いてみると、実は、Patchiは、もう1つのビジネスラインがあり、銀食器を製造しているとのこと!
Patchiの素晴らしいディスプレイの力は、長年の銀食器事業に支えられていたのかもしれません。
Patchiのチョコは甘すぎず、素材を生かしたしっかりした味ですので、日本人の口にも合うと思います!
中東に行かれる際は、お土産としてご検討されては如何でしょうか?
おはようございます!
雰囲気のあるカフェやレストラン、バーが並ぶ
ベイルートの中でも一番クールなエリア、
Gemmayzeh(ジャメイゼ)へ
ブレックファーストミーティングのためにやって来ました。
ミーティングのメンバーはベイルート在住の
グラフィックデザイナー・パメラが選んだ、Cafe Urbanista。
ここは一瞬どこに居るのかわからなくなる様な、
インターナショナルな客層と都会的なインテリア。
アメリカンな朝ごはんをサーブしています。
迷わずスクランブルエッグにベーコンをオーダー…
オレンジジュースは搾りたて!
パワフルな朝ごはんを美味しくいただきながら、
ヴィジュアルデザインについて語り合いました。
今、最もホットなクラブ iris(アイリス)は
なんと、ルーフトップ!それだけでテンションが上がります。
客層は大人、大人しかいません。
大きなアイランド式のバーを囲み、片方はハイチェア着席、
もう片方はスタンディング。
レバニーズワイン白、この雰囲気で最高です。
ここで飲んでるアジア人は私達のみ。
なので、みんな「どこから来たの?」と、
好奇心旺盛に声をかけてくれます。
週末で混雑する中、常連さんらしきおじさまの集団が、
スタンディングで飲んでいた私達に、
バーで一番素敵な席を譲ってくれました。
とにかくみんな笑顔。改めてモヒートを頼むと、
バーテンダーのお兄さんが教えてくれました。
「今夜は生バンドが22:30からプレイするよ!」
「!?」
地中海の風に吹かれながら、屋外で生音を聴ける幸せ。
震えます。
Barのハッピーアワーを後に、シーシャを楽しめるカフェに
やって来ました。シーシャとはインドや中近東でポピュラーな
水タバコのことです。パイプを片手に、お茶やコーヒーを楽しみ
バックギャモンなどのゲームに興じる…
このカフェではみんなゆったりとした時間を過ごしています。
… 注文したプレートが登場。
ピタ生地の下にはグリルドチキン、そしてラムのケバブ、
フライドポテトやローストした玉ねぎがゴロゴロ…
スパイスの香り豊かで辛さもある味付け。
これにお好みで、さらにガーリックが効いたクリームソースや
ホットソースをディップしていただきます。香りも食感も、
ボリュームも満点!
地元の人達が寛ぐ姿を眺めながら、コーヒーを飲んでいると
まるで自分も長らくこの街に暮らしているような…
そんな気分になります。席に着いたのは夕方でしたが、
帰る頃にはすっかり日が暮れ、オレンジ色の街の光を反射した
シーシャのシルエットが印象的。夜の入り口です。
この後、私たちはルーフトップのクラブへ向かいます…
Oriental Art, Beauty & Culture