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中東の美しすぎる映画監督 ナディーン・ラバキー

今回は、レバノンの美しすぎる女性映画監督ナディーン・ラバキー( Nadine Labaki)をご紹介します!

ナディーン初の監督作品であるハートフル ラブコメディ「Caramel (邦題:キャラメル)」は、日本でも2009年1月に公開されました。

キャラメル

(出典:「キャラメル」日本語公式ページ

レバノンの女性5人が抱える様々な悩みを愛情を持って描いた作品で、アラビアン女子トークも満載です。

映像の美しさ、ポップなストーリー展開、ノスタルジックな音楽もいいですが、やはり、ナディーン・ラバキーのフェミニンな色気にグッときてしまいます。

全編と通して、人間味あふれる優しさに溢れていて、見るものをほっこりと癒します。

彼女はこの作品では監督兼主演女優という二足のわらじを見事に履きこなし、世界中からその高い能力を評価されました。

ナディーン・ラバキーは、その後2012年に「Where do we go now」という作品も監督、出演しています。

引き続き、大変お美しい!

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(出典:Where do we go now 公式ページ)

こちらは、キリスト教徒とイスラム教徒が同居する村を舞台としたハートフルコメディのようです。

また、直近ではフランス映画「チャップリンからの贈り物」でも、病気を患う移民の妻の役で出ています。

チャップリンからの贈り物

(出典:日本語公式ページ

ナディーン・ラバキーの作品は、ポップで明るいため、難しいことを考えず、気軽なエンターテイメントとして楽しめます!

Where do we go now 公式ページでは、ラバキーの女性として、母親として、そして、映画監督としての「未来への思い」が綴られていました。

それは、少女時代を内戦下で過ごし、当時、唯一の救いであった映画に対する深い愛情。そして、内戦による悲しみを繰り返さないため、社会を非暴力的に変革していきたい、という熱い思い。

映画の中で表現されるノスタルジックな優しい世界観は、彼女自身の理想郷なのかも。

これからも美しすぎる映画監督ナディーン・ラバキーの活躍に注目していきたいと思います!

ひよこ豆について少し真剣に調べてみた


こんばんは、ヒロシです。

掲載一回目はレバノンに行った時に初めて食べた《ハモス》のお料理レポートの予定だったのですが、主食材である《ひよこ豆》って何なんだ!?と気になってしまい調べてみる流れとなりました。

とりあえず、画像、画像!!

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まずは語源の色々…

スペイン語では《ガルバンゾー Garbanzo》と呼ばれており、戦後メキシコから日本へ輸入され、その呼び方が定着したようです。ちなみに自分は全く知らず、スーパーで初めて見た時はガンバルゾーと見間違え、ふざけた名前だなーと思いました。

英語圏では豆のへそにある突起が嘴に見えるようで、英名は《ヒヨコの形の豆 Chikpea》と呼ばれ、ここから《ひよこ豆》と言われている様です。学名ではCicer arientium(仔羊の頭)等とも呼ばれたり、エジプト豆と呼ばれたり、色々な名前があるみたい。

 

生産地用途ですが、

トルコ南東部が起源とされていて、中東、北アフリカ、インドが主な栽培地。生産量は圧倒的にインドが多いのですが、豆カレーの代表《ダール》やインドの天ぷら《パコラ》の衣になっているので、人口の多いインド国内でかなり消費されているのでしょう。貧民食なんて呼んでいる人々もいるよう。

中東では当初のお料理レポート予定だった《ハモス》や、コロッケの様な《ファラフェル》、煮物やスープ等、色々なレシピに使われています。

 

そして気になる栄養価とその効果

ひよこ豆は、中東や東アジアのベジタリアンの貴重なタンパク質源となっており、カルシウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛等の必須ミネラルを豊富に含みます。中でも亜鉛は細胞の生まれ変わりを促進し、美肌ミネラルとも呼ばれアンチエイジングの作用有り! その他に精神不安定改善、憂鬱感、倦怠感、不眠等にも効果があるという素晴らしい効果です。

 

 

つまり、トルコの田舎で生まれ、栄養価や効能が素晴らしく可愛らしいルックスなので、貧民食と馬鹿にされながらも世界中の色々な料理に使われ、ベジタリアンにも愛され、メキシコから日本に来るが、それほど知名度が無い、という事かな?

次回は、そんなひよこ豆を使ったハモスのお料理レシピを掲載予定なので、どんなものか見てみて下さい!

 

 

「中東のゴディバ」

「中東のゴディバ」と称されるチョコをご存知でしょうか?

ドバイ土産の定番である高級チョコ 「Patchi」です!

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(出典:Patchi )

実は、この「Patchi」は、レバノンが誇る老舗チョコレートメーカーです。(1974年創業)

ということで、ベイルートのPatchi 本店に行ってきましたー!!

パッチ
パッチ

中に入ると、ここはコンテンポラリーアートの展覧会かというくらいお洒落な世界!

一階はこんな感じ。チョコが壁に埋め込まれてます!

Patchi main shop

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二階はテーマごとのギフトチョコレートコーナー。

結婚式や出産祝いなど色々なテーマでディスプレイされてます。

Patchi main shop

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更に上の階へと登るとチョコレートは姿を消し、豪華絢爛で美しい銀食器たちが並びます。オーナーの趣味!?

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店員さんに聞いてみると、実は、Patchiは、もう1つのビジネスラインがあり、銀食器を製造しているとのこと!

Patchiの素晴らしいディスプレイの力は、長年の銀食器事業に支えられていたのかもしれません。

 

Patchiのチョコは甘すぎず、素材を生かしたしっかりした味ですので、日本人の口にも合うと思います!

中東に行かれる際は、お土産としてご検討されては如何でしょうか?

ベイルート発! ユニークなデザイン家具

欧米で大人気の奇抜で明るいデザインのレバノン家具。ユニークで、見てるだけで元気になる、今注目のレバノン家具ブランドをご紹介します!

1.  BOKJA

2000年にベイルートで誕生したホダ・バロウディとマリア・ヒブリによる女性デュオによるブランド。

中東から中央アジアにかけての地域で古くから伝わる織物、キリムやスザンニなどを用い、モダンな造形と伝統的な工芸とを

組み合わせて制作されている作品は、一点モノ。

Why Not Berger

Why Not Berger

(出典:BOKJA

2014年に、ベイルートのBOKJAのショップに初めて訪れた時は、「えっ、何これ!?」というくらいの色使い。派手で統一感がなく、モダンな家具というより、コンテンポラリー・アートを見ているような感覚で、とてもテンションが上がりました!

この家具を使いこなせる人は、かっこいいと思います。ちなみに、日本でも販売されているようです。

そして、今年もベイルートにある、彼らの展示スペースに行ってきましたー!

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雰囲気ある路地裏に、カカシのような看板。

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素敵な作品ばかりでワクワクする世界感です。米国、欧州では、確固たるブランド地位を築いているので、貫禄ありましたー。

2. Nada Debs

Nada Debs は、幼少期に日本を過ごし、米国のthe Rhode Island School of Designで工業デザインを学び、 英国のデザイン会社でキャリアを蓄積。

その後、故郷ベイルートに戻り、箱根細工など、日本文化にインスパイアされたデザイン家具を次々を発表。ベイルートでの代表的なデザイン家具メーカーへと成長。

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(出典:Nada Debs

Nada Debsさんは、レバノンの石鹸メーカー、サンチュール・ドリアン(Senteurs d’Orient) の創業者Hana Debs Akkariさんと従兄弟の関係であるため、自分としても(勝手に)他人とは思えない親しみを感じてしまいます。(笑)

Hanaさんに案内をしてもらって、本店を見に行きましたー。Bokjaのオフィスからすぐの場所にあります。

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引き出しの取っ手が、箱根細工にインスパイヤされてそう。

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小物もきれいにディスプレイされてました。日本とオリエントの融合のような不思議な世界。

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3.   Kashida

2011年にMirna Hamady と Elie Abou Jamraが創業。3Dのアラビア文字をモチーフにしたデザイン家具、雑貨を次々と発表し、今のベイルートで注目のデザイナー会社です。

(出典:Kashida)

シックなトーンでありながら、ポップでユニークな存在感。アラビア語が読めたらなーと、思いました。これからの活躍が益々、楽しみなデザイナー会社です。

 

独自の感性で現代のモノづくりをするレバノンのデザイン家具。オリジナリティ溢れる、ユニークなモノづくりに精力的なレバニーズデザイナーにこれからも注目していきたいと思います!

 

初めまして!

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