ひよこ豆について少し真剣に調べてみた


こんばんは、ヒロシです。

掲載一回目はレバノンに行った時に初めて食べた《ハモス》のお料理レポートの予定だったのですが、主食材である《ひよこ豆》って何なんだ!?と気になってしまい調べてみる流れとなりました。

とりあえず、画像、画像!!

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まずは語源の色々…

スペイン語では《ガルバンゾー Garbanzo》と呼ばれており、戦後メキシコから日本へ輸入され、その呼び方が定着したようです。ちなみに自分は全く知らず、スーパーで初めて見た時はガンバルゾーと見間違え、ふざけた名前だなーと思いました。

英語圏では豆のへそにある突起が嘴に見えるようで、英名は《ヒヨコの形の豆 Chikpea》と呼ばれ、ここから《ひよこ豆》と言われている様です。学名ではCicer arientium(仔羊の頭)等とも呼ばれたり、エジプト豆と呼ばれたり、色々な名前があるみたい。

 

生産地用途ですが、

トルコ南東部が起源とされていて、中東、北アフリカ、インドが主な栽培地。生産量は圧倒的にインドが多いのですが、豆カレーの代表《ダール》やインドの天ぷら《パコラ》の衣になっているので、人口の多いインド国内でかなり消費されているのでしょう。貧民食なんて呼んでいる人々もいるよう。

中東では当初のお料理レポート予定だった《ハモス》や、コロッケの様な《ファラフェル》、煮物やスープ等、色々なレシピに使われています。

 

そして気になる栄養価とその効果

ひよこ豆は、中東や東アジアのベジタリアンの貴重なタンパク質源となっており、カルシウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛等の必須ミネラルを豊富に含みます。中でも亜鉛は細胞の生まれ変わりを促進し、美肌ミネラルとも呼ばれアンチエイジングの作用有り! その他に精神不安定改善、憂鬱感、倦怠感、不眠等にも効果があるという素晴らしい効果です。

 

 

つまり、トルコの田舎で生まれ、栄養価や効能が素晴らしく可愛らしいルックスなので、貧民食と馬鹿にされながらも世界中の色々な料理に使われ、ベジタリアンにも愛され、メキシコから日本に来るが、それほど知名度が無い、という事かな?

次回は、そんなひよこ豆を使ったハモスのお料理レシピを掲載予定なので、どんなものか見てみて下さい!